エフ作家の皆様から応援コメントが到着!

『マンガ・エロティクス・エフ』(以下、『エフ』)のWeb復活に際しまして、これまで本誌にて作品を発表してくださっていた作家の皆様に、応援コメントと、エフへの想いのこもったメッセージをお寄せいただきました。

2025年春の再始動、どうぞご期待くださいませ。

お寄せいただいた応援コメント

あいうえお順、敬称略

Webサイト開設、おめでとうございます!
私がエロティクスで漫画を描かせて頂いてたのは30代の時でした。
描いた作品を書籍化にもして下さり本当に感謝です。
30代後半、私は再婚したのですが、義理実家に挨拶に行った時、茶の間の本棚にその単行本がシレッと並んでるのを見た時は、驚きのあまり呼吸が止まるかと思いました。
私が漫画家と聞いて、買ってみたのでしょう。
しかし、よりによって何故アレを……私の漫画に対して、特に何も言ってこない義父母も、ある意味、不気味でした(笑)。
エロティクス、これからも応援しております✨

『マンガ・エロティクス・エフ』に私が拾っていただき、連載をさせていただく前、私はアダルトビデオの編集マンでした。
当時、アダルト業界に衝撃を落とした極薄モザイク『桃太郎』が激烈に売り上げを伸ばしており、私は同僚のうんこ山岸とともに、『桃太郎』より薄いモザイクで勝負をかけられないか? 編集を斬新なものにして『桃太郎』に斬り込めないか? 果てしなく実験に実験を重ね、毎回ビデ倫で却下され、『納期が遅れるじゃないか! 遊んでないでちゃんと仕事しなさい!』と、怒られてばかりいました。
そんな、編集室に缶詰になって、うんこ山岸とともにバトルを繰り広げていた日々を漫画にし、出版社を25社回り、採用してくださったのが太田出版でした。
すでにその頃私は『行け!稲中卓球部』(古谷 実/講談社)と言うギャグの洗礼を受けており、『ギャグ描きてぇ!』と頭は一色、太田出版が唯一採用してくださったアダルトビデオの編集漫画も、よそ様に言わせれば下品で下劣極まりないギャグ漫画でした。
私はアダルト業界しか知りませんでした。
SMからスカトロからゲテモノ食いからハード路線ばかりの企画AV女優をやりながら、SM雑誌に文章を書いたり、挿し絵を描いたり、AV女優を引退してからは、アダルトビデオの編集マン、そんなわけでエロしか知りません。
『マンガ・エロティクス・エフ』で連載を始めるにあたって、エロしか知らず、ギャグしかやりたくなくて、もうぐちゃぐちゃなわけのわからん漫画を連載させていただいていました。
初単行本『実録企画モノ』(『マンガ・エロティクス』掲載作品)は、そういうはちゃめちゃをむちゃくちゃやらせていただいた本です!
どうかご笑覧ください‼︎

エフ復刊&新Webサイト開設おめでとうございます。

エフとの思い出はというと、地元に新しくできた書店の品揃えが他の店舗となんだか違ってワクワク。
その中に置かれていたのが『マンガ・エロティクス』『マンガエフ』でした。
こんな漫画があるんだと毎号楽しみに書店に足を運んだことを思い出します。
その後まったく違う仕事に就いたり紆余曲折あって漫画家となり、連載が決まった時は転げまわるくらい嬉しかったです。
そして打合せが本当に楽しいお仕事でした。

読者としても描き手としても大好きな「エフ」の復刊、最高! うれしい! 楽しみ!
これに尽きます。

好きなことを制限なくやらせてもらえた場所でした。ありがたかったですね。
唯一「オシャレなエロ」という途轍もない無理難題が唱えられていた点に耳をふさげば。
まあ、遠慮なく耳をふさいで聞こえないふりして好き放題やらせていただきました。
ありがとうございました。
雌伏を経て、雄飛の時期を迎えること、祈っております。
雌伏、雄飛って今の時代怒られそうですね。

豪華な漫画家さんたちのいろんな方向のエロスをぎゅぎゅっと凝縮した『マンガ・エロティクス・エフ』はとても刺激的で、読むと心に刺さりまくっていました。
エロティクスよちよち歩きの私でしたが、自分の描いた漫画が掲載された時は、なんだか誇らしい気持ちでいっぱいでした。
掲載当時はアメリカ在住でしたが、一時帰国の時やSkypeでの担当さんとの打ち合わせがとても楽しくって、ずーっとこの時間が続けばいいのに……と思っていたものです。
新ウェブサイト開設のニュースを聞いて心からワクワクしています!
さめない夢の、そのまた続きみたいで嬉しいな。

『マンガ・エロティクス・エフ』新Webサイトオープンおめでとうございます!
ご連絡を頂いた時は驚きましたが、性の多様性が叫ばれる今の時代に、エフという雑誌はまさにピッタリだと思いました。
私がデビューしたのはまだほんの小娘の時で、山本直樹先生が原稿を読んでくれただとか駕籠真太郎先生と同じ雑誌に掲載されるんだとか、そのことだけで夢のようでした。
超刺激的で激しい日々が今でも鮮烈に浮かびます。
長い時を経た復活、すごい‼︎
新『マンガ・エロティクス・エフ』の活躍を楽しみにしてます!

新Webサイト開設おめでとうございます!
時が経っても色褪せない、今でこそ読んで欲しい作品の数々が、また新しく多くの人の元に届いたら嬉しいな、と思います。
成人向けマンガという枠ではない「エロス」が溶け込んでいる作品に、当時まだマンガ家でもなかったウブな私は、エフの作品群にショックを受けたり、色々と影響を受けた記憶があります。

自分の作品は「エロ」という部分では役不足だったと思いますが、これを機会に読んだことない方は是非、合わせて読んでみてください。
『バベルの図書館』

そして、アーカイブだけではなく、これからスタートする新しい『マンガ・エロティクス・エフ』の、新しい作品も一読者として楽しみにしております!

この度はなんか良い感じのサイトお立ち上げおめでとうございます。
名だたる作家さんがたの中に肥満男性の乳首の如く埋没している私ですが、かつて『無法使いアッポちゃん』という作品を連載させて頂いておりました。
時と共に性表現に対する世間の認識も移り変わり、ある領域はより過激化し、またある領域はよりセンシティブになり、と超高速で踊るストリッパーのごとく秘所の筋目を読みにくい今ですが、そんな中、頭のご陽気な女の子がコメントに困るような行動をとるだけでホメオパシーくらいエロ成分の薄まった拙作をも「エロ」の大海にたらしたひと雫として掲載して頂いた『マンガ・エロティクス・エフ』の更なる展開を祈念する所存です。

『マンガ・エロティクス・エフ』の「F」の意味は、エロい単語にFが多いから説を聞いたことがある。
禁止用語を含め、5つくらいエロ単語が浮かぶが“FACTORY”でもあったと思っている。
あのアンディ・ウォーホルのファクトリーみたいなの。
山本直樹氏の周りに勝手で自由で妖しくカッコいい作家が集っていたのを、私は端っこからポーッと眺めていた気がする。
これからもそんな場所でありますように。

初めて連載を描かせてもらえたのがエフでした。
その頃の読者の方や編集部の方々に今も感謝しています。
他の力のある作家さんたちの掲載作品を読みながら、落ち込みながら、『マンガ・エロティクス・エフ』がどういうものなのか? 今私何描いてんだろ? さらに個人的な問題も抱えてどうしよう? 分からないなりにとにかく必死に(あれでも)やっていました。
作業ができなさすぎて平日のファミレスでペン入れしていたことがあります。
不審者。

再会は突然ですが、嬉しさが大きいです。
また会えました! と言いたいです。

『マンガ・エロティクス・エフ』新Webサイト開設おめでとうございます。
連載させていただいたのが20年も前だとは驚きですが、実はそのもっと前のエフの刊行当時から、なんだろうこのエロかっこいい漫画雑誌は、有名な好きな作家さんたちがバンバンエロかっこいい漫画を描いてるぞ! と思って憧れを止められず読んでいたのもでした。
なのでお仕事の依頼が来た時は嬉しくて、他の作家さんのようにエロかっこいいのを描くぞ! と思っていましたが、新撰組にオッパイを付けるのが、そういうエロではなかったかもなと薄々は感じながらも、描き出してしまったら新撰組の生き様(架空の)は止められず情熱を注いでしまいました。
当時、新撰組の漫画はどうでしょう? とお話をいただいた時は、なぜ、何にも知らない私に新撰組を? と思いましたが、新撰組の生き様(実際の歴史の)に出会えたきっかけをいただけて、本当に心からありがたく思っております。
これからのWebエフが繰り出すエロかっこいい世界にも憧れを止められない思いです。

「今までにない幅広い切り口のエロ(エロス)を表現する本を作りたい!」
エロというジャンルにまったく縁もなく描くつもりもなかった自分が
(そういうことなら…面白そう!)
と創刊から参加することになったあの日。
初々しくも野心的な記憶が蘇ります。
雑誌の立ち上げに参加するって独特の高揚感とワクワクが詰まった貴重な体験なんです。

「紺野さんと遊ぼう」という実にヘンテコなマンガを「いいですね~!」と面白がってニヤニヤしてくれる編集部(編集長含め当時三人)そして読者さんたちがくれる手応えが嬉しくて。

「受け手」を深く信頼してクセ球ともいえる自分のボールを「どやっ!」と投げこめるように育ててくれた雑誌『マンガ・エロティクス・エフ』が懐かしい読者さんと再会し、新しい読者さんと出会える場が生まれたこと。

よかったなぁ~…嬉しいなぁ。
だっていい本なんだもん。

新Webサイト開設おめでとうございます。
昔描いたものが現在でも手軽に見て頂けるとは、いい時代になりましたね。

当時の担当編集者(お若い女性)が、喫茶店での打ち合わせの時に「エロは楽しいものなのです!」と力説されておられたのが今でも忘れられません。
そしてエロ楽しい漫画を描かせて頂きました。
あんなに楽しい仕事はもう二度と無いでしょう(笑)。
でも「エロ漫画自体は描いたことが無い」と自分では思っているので、そのうちちゃんとしたエロ漫画を描きたいと思います。
Webサイト、盛り上がることをお祈り致します。

この度は、新しい『マンガ・エロティクス・エフ』へ、たくさんのあたたかいメッセージをいただきましてありがとうございました。(編集部一同)

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